西条祭り「川入り」の時間帯は?一番の見どころは?
秋も深まり、あちらこちらで秋のお祭りが盛んに行われています。
本当に日本人はお祭り好きですよね。
今回は愛媛県西条市で行われる西条祭りを紹介したいと思います。
西条祭りは10月に開催される祭礼です。
だんじり(屋台ともいう)、みこし、太鼓台が神社に奉納されます。
江戸時代から300年も続いていると言います。
市内で奉納されるだんじりなどの台数は150台を超える他に例を見ないスケールの大きい祭りです。
西条祭り
西条祭りは、愛媛県西条市にある4つの神社の祭礼の総称です。
従ってお祭りは4つあります。
- 嘉母神社祭礼
- 石岡神社祭礼
- 伊曽乃神社祭礼
- 飯積神社祭礼
4つの神社とも9時から21時までぐらいまで続きます。行事によっても時間が異なります。
特にこだわらずに「西条祭り」という場合は、祭礼の規模が一番大きい伊曽乃神社の祭礼を差します。
そこでここでは伊曽乃神社の祭礼を中心に案内していきます。
西条祭りの一番の見どころは
宮だし
午前2時ごろより伊曽乃神社へ集合し、神様をお迎えします。
午前0時~3時くらいにだんじりが各所から出発します。
伊曽乃神社へ向かう同中の北ノ丁通りが連なるだんじりで活気にあふれてきます。
祭りの始まりを喜び合う提灯を付けた威勢の良いだんじりが、伊曽乃神社参道の石階段を担ぎあげるのも見どころの一つです。(~午前6時ごろまで)
宮だし後各だんじりは自由行動です。市内中心部各所でだんじり、みこしが見られます。(午後6時ごろまで)
お旅所
午前1時ごろよりお旅所(大町常心)で神様をお迎えします。
お旅所へ向かう道中の北ノ丁~国道11号線を超え~常心通りにだんじりが連なります。
100個を越える提灯にローソクを灯して次々と入場し、奉納する場合はあまりにも勇ましいものです。
その後奉納を終えた約80台のだんじりが周りを取り囲む中、4台のみこしが奉納に走り込みます。
提灯を揺らし金糸を光らせて乱舞する様子はまさに豪華絢爛。
地元の人に言わせれば、ここが一番の見どころと言います。
ここからは、すべて統一行動のはじまりです。
統一行動をしながら、クライマックスに入って行きます。
(午後4時ごろ~6時ごろ)加茂川での宮入(川入り)とも言います。
加茂川で統一行動の終点です。
神戸(かんべ)地区以外のだんじり65台は土手に整列して見守る中、一日お供した”本町お供だんじり”ともわかれ、「みこし」と神社のおひざ元神戸地区だんじり11台が合図とともにいっせいに川に入ります。
川を渡り神社へ帰ろうとするみこしが川を渡り切った時祭りは終わりになります。
みこしとの別れを名残惜しむかのように取り囲むだんじりと振り広げられる様は唯一無二の最高に美しい光景である。
西条祭り「川入り」の時間帯は?一番の見どころは?
こうして日本で行われる秋の祭りは、総じて激しい祭りが多いですね。
見ている者にとっては怪我のないように祈りながら最高の見どころを見せて貰っているのかもしれません。