サツマイモでも一番の人気安納イモ!焼いて良し、スイーツにも最適!美味しい食べ方!
もうそろそろ秋分に日がやって来ると、一気に秋の深まりを感じる季節になります。
それと同時に、農作物の収穫も最盛期を迎えます。
しかし最近では促成栽培で夏野菜が冬でも食べられる時代になって来ました。
子供たちにキューリは何時の野菜ですか?と問うと「スーパーに行けば何時でもあるので一年中の野菜」と応えられそうです。
安納芋の始まりは
太平洋戦争後にスマトラ島北部のセルダンという所から一人の帰還兵が持ち帰った1個の芋を種子島島内に植え付けて栽培したのが、始まりとされています。
栽培された芋は糖度か高くさらに食味が良いことから、栽培された地域の名前を取って「安納芋」と名付けられたのでした。
安納在来芋が安納地域を中心にして党内全体で栽培されており、驚きの甘さとねっとりした食感は今までの芋とは一線を画す事になりました。
平成元年に鹿児島県農業開発総合センター熊毛地区で優良品種の選抜育成に取り掛かり、平成10年に品種登録されました。
まだ歴史の浅い安納芋です。
安納いもの特性と特徴
安納いもは紫芋とともに種子島を代表するいもです。
安納いもは高水分で焼くクリームのようにネットリとした食感が味わえ、生の状態でも糖度が16度にもなると言われています。
時間を掛けてうまく焼くと糖度が何と40度にまでなるようないももあるのだそうです。
また掘りたての新鮮ないもより、1ヵ月間程熟成させると、最も同度が上がり美味しくいt抱けるのも特徴の一つです。
従来の焼き芋とは全く食感が違い、クリームのようにトロットした食感になります。
根来の焼き芋のホクホク感は全くありません。
現在は安納地区だけで栽培されるのではありませんが、やはり「安納いも」と言えば種子島安納地区で栽培された芋が一番美味しいような気がします。
安納いもには二種類の芋が存在しています。
一つは本来の安納いもとしての安納紅、もう一つが安納こがねの二種類です。
安納こがねは、安納紅から突然変異として生まれきており、安納いもは外の皮は紫ですが中身は黄金色です。
一方安納こがねは外の皮は、淡い黄褐色になっています。
安納いもの苗・種芋について
安納紅や安納こがねは育種登録上、鹿児島県の所有となっており
種子島だけに限定許諾された多品種のため安納紅や種子島ゴールドのバイオ菌苗は
種子島の農家でしか手に入らず、他では入手できません。
(安納こがねのバイオ苗は生産されていません。)
安納いもの美味しい食べ方
- まずは掘ってから一カ月程熟成させます。
店頭に並んだ芋は十分熟成されていると思います。
綺麗に芋を洗い、キッチンペーパーを濡らして安納いもを包みます。
- その上からさらにアルミホイルで包みます。
オーブントースターで約60分焼きます。
サイズにより時間が異なりますので串がすっと刺さるくらいに焼けてから、
さらに5~10分ほど焼きます。
そうすると美味しく頂けるでしょう。ただし焼き過ぎには注意です。
サツマイモでも一番の人気安納いも!焼いて良し、スイーツにも最適!美味しい食べ方!
9月ごろとなると安納いもも収穫期に昼と思いますが、それから農家で1ヵ月間ほど熟成して出荷しますので、もうじき美味しい安納いもが食べられます。
今年の作柄がどうなのか気になる所です。