スーパークールビズ!今までのクールビズとどう違うの?
環境省が提唱し、平成17年度からスタートした冷房時の室温28℃でも快適に過ごすことのできるライフスタイル「クールビズ(COOL BIZ)」。
毎年5月1日からスタートするクールビズ期間は、すっかり日本のオフィスワーカーの間には浸透していますね。
ドレス・コード「28度設定のエアコン環境下で快適に仕事できる服装」が設定されたことによりネクタイから解放された涼しげなビジネスマンが社内に溢れるようになりました。
クールビズを超えたスパークールビズ
暑さが本格化する6月1日から残暑厳しい9月30日までは更なる軽装をOKとする「スーパークールビズ」と呼ばれる新しいドレス・コードが提唱されています。
提唱した環境省ではすでに取り入れられていますが、まだ一般企業にはなじみが薄いこの新しいドレス・コードもクールビズ同様あっという間にオフィスで浸透しそうです。いざ導入となった際に困らないように、部署ではどの程度の服装が許されるのか、事前に話し合っておくことが必要です。
参考URL:室温28℃でも快適に!スーパークールビズの提案(政府広報オンラインより)
さらに進化するスーパークールビズ
ノージャケット、ノーネクタイからスタートした「クールビズ」。
その進化形「スーパークールビズ」ではさらなる軽装に加え「ワークスタイルの変革」の実現も掲げています。
例えば「勤務時間を朝型にシフト」「残業はなるべく禁止に」「長期の夏休みをとる」など。
また、服装の方向性で表現したいキーワードも設定されているのです。ちなみに平成27年度は下記のようなキーワードが設定されています。
- テクノロジー:日本のテクノロジーが支える素材の進化(高機能化)を通じて、クールビズの進化を表現します。
- スポーツ:2020年に向けたスポーツ分野への関心・機運の高まりを、スポーツアイテムを取り入れたクールビズスタイルで表現します。
- 地方創生~メイドインジャパン:「地方創生」に貢献するクールビズの提案として、地域の素材や日本製をプレイアップした「クールビズ」スタイルを発信します。
このようにクールビズは軽装化の奨励を目的とした、目指すはエネルギーを無駄にしない「ライフスタイルの変革」実現です。そのための様々な試みの中で地球を大切にする意識を高めることが何よりも大切なのです。