手軽に作れる!手作りドリンクで熱中症予防対策!
暑さが厳しさを増してくると注意したい熱中症対策。
お年寄りが熱中症が原因で死亡する痛ましい事故も絶えません。めまい、失神、頭痛、吐き気、気分が悪くなる、体温の異常な上昇、異常な発汗(または汗が出なくなる)など決して軽く見てはいけない症状を引き起こす熱中症。
これらの症状を押さえるぴったりの熱中症予防ドリンクをご紹介します。
熱中症の主な症状とレベル
以下の症状のレベルによって深刻度が変わってきます。レベル1度であっても、楽観視せず医師の診察を受けましょう。
1度(熱失神・熱けいれん、現場での応急処置で対応できる軽症)
めまい、失神、筋肉痛、こむら返り、大量の発汗
2度(熱疲労、病院搬送が必要な中等症)
頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐(おうと)、倦怠(けんたい)感、虚脱感
3度(熱射病、入院して集中治療が必要な重症)
意識障害、けいれん、手足の運動障害、体に触ると熱いぐらいの高体温
参考URL:熱中症、重症度を3分類 救急医学会が診療指針
熱中症対策に必要なものは?
熱中症を予防するにはとにかく「こまめな水分補給」と「ナトリウムの補給」が必要とです。
汗をかくことにより、身体からは水分だけでなく、ナトリウムやカリウムなどのミネラル(イオン)が失われ、様々な不調を引き起こします。熱中症を防ぎ、身体を健康な状態を保つには、身体が吸収しやすい(体液に近い)イオンバランスで、水分とミネラルが補給できるドリンクが有効です。
厚生労働省から、「ナトリウムを100mlあたり40~80mg含んでいる飲料を推奨」と周知されていますから参考にしましょう。
熱中症対策ドリンクの作りかた
それでは一番簡単かつ効果が高いシンプルなレシピをご紹介しましょう。
以下の配合で「体液に近いイオンバランス」を実現してくれます。ミックするだけで出来上がりです。
- 水 1リットル
- 砂糖 大さじ4
- 塩 小さじ半分
- ポッカレモン 大さじ2(ない場合は同量のレモンの絞り汁)
あるいはにがりとレモンを麦茶で混ぜた「ミネラル麦茶」もいいですね。
キッチンにある材料で簡単にできる熱中症対策ドリンク。
是非この夏は取り入れて熱中症知らずの毎日を送ってくださいね。