掃除に重曹(じゅうそう)を使ってみよう!あんな汚れ、こんな汚れをすっきり落としてくれる!
年末は何かとやらなくてはいけないことがたくさんあり、慌ただしいものですよね。
そんなやらなくてはならないビッグイベントの一つが、家の大掃除。
たまった細かいところの汚れを落とす、いい機会です。
この大掃除に重曹を使ってみませんか?
重曹の使い方が良く分からない…わたしもそうでした。
でも、使ってみるとこれが市販の洗剤よりも経済的で、手荒れもせずオススメなのです!
ここでは、重曹のお掃除への活用の仕方をご紹介します。
重曹(じゅうそう)ってなに?
重曹の正式名称は、「炭酸水素ナトリウム」といいます。
良く知られた別の呼び名は、ベーキングパウダー。
ケーキやホットケーキを作るときに入れると、生地が膨らみます。
その発泡作用で、ペースト状重曹を塗っておくと、汚れを浮き立たせる効果があります。
柔らかい結晶なので、クレンザーのようにやさしく汚れを研磨できます。
また、重曹は弱アルカリ性なので、酸性の脂、汚れ(脂肪酸といいます)を中和し、汚れを落とし、悪臭の発生を抑えます。
重曹一つで、いろいろな働きをしてくれるんですね!
重曹(じゅうそう)の台所掃除への活用法!
台所の汚れが気になるところ、といえば、換気扇、ガスコンロですよね。
はずすことのできる部品をはずしてきれいにしましょう。
シンクに大きいごみ袋(厚めのもの)を広げ、その中にこれらの部品を入れて、1カップの重曹を入れます。
そこにできるだけ熱いお湯を、部品が浸かるくらい入れ30分くらいおきます。
その後取り出して、部品を一つずつブラシで磨いていきます。
はずせない部分で汚れがひどいところは、重曹2水1で作った重曹ペーストを塗っておき、最低でも10分以上おき、大きいところは傷がつかないスポンジで、細かいところは歯ブラシで磨いていきます。
汚れが落ちにくいところは、サランラップを丸めて重曹の粉をふりかけて磨くと汚れが良く落ちます。
重曹(じゅうそう)をトイレ、浴室、洗面所の洗剤として!
重曹スプレーを作りましょう。
水カップ1(200㏄)に重曹大さじ2、これをスプレーボトルに入れます。
これを洗面台、浴槽にふりかけ、20分おき、その後湯アカが目立つところを、スポンジか古布に重曹を粉のままふりかけ、磨いていきます。
また水道の蛇口、タイルの目地などの頑固な汚れには、重曹ペーストを塗って、しばらくしてから歯ブラシで磨くと、きれいになります。
それで落ちない汚れなら、重曹ペーストを塗り、サランラップでくるんで放置します。
トイレ掃除には、重曹スプレーを使います。
便器だけでなく、床、壁なども重曹スプレーを使ってふきあげていくと、消臭もできます。
便器の内側には重曹スプレーをして、5分置き、磨いていきます。
汚れがひどいところは、お酢を少しかけ、重曹の粉を直接かけると勢いよく泡が発生し、汚れが落ちやすくなります。化学反応を利用して汚れを落としていくのですが、注意して行ってください。
掃除に重曹を使ってみよう!あんな汚れ、こんな汚れをすっきり落としてくれる!
重曹は、炭酸水素ナトリウムといい、酸性の汚れを中和し、きれいにします。
なかなか落ちない台所の汚れには、重曹ペーストを塗って、丸めたサランラップに重曹の粉で磨きます。
トイレ、浴室の汚れには重曹スプレー!しつこい汚れには、重曹ペーストを塗ってしばらく放置し、磨いていきます。